今年の夏は一人でイギリスに行きました。ノーフォークとデボンでペインティング・ホリデーに参加しました。今年新たに感じたことはこんな事です。日本は国土の70パーセントが山で、景色は変化に富んでいます。一方イギリスの風景はというと、山というよりはなだらかな丘がどこまでも続いて行くといった感じです。しかし家々はその地で切り出される石材で出来ているので、土地土地でがらりと違った町の景観をかもし出しています。
2003 年は7月24日 からの8月11日までイギリスに行きました。エークルのマナーハウス、シェリングハムのフェアーローン、ストラットフォード・アポン・エイヴォンのアンブルサイド・ゲスト・ハウス、バ−トン・オン・ザ・ウォーターのコッツ・ウォルズ・ルーフ・ツリー、デヴォンのクームズ・ファーム・スタジオ、ロンドンのドルフィン・ホテルに泊まりました。ノーフォークではエドワード・シアーゴを勉強する週末2日間の、デヴォンでは週日5日間のペインティングホリデーに参加しました。そしてロイヤル・シェイクスピア・シアター でリチャード三世をBBS2テレビでゴーギャンをロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・ア−ツでキルヒナ−の展覧会をドミニオン・シアターでクイーンの曲を元にしたミュージカル、「ウィー・ウイル・ロック・ユー」を観ました。この旅行で約60 枚の水彩画を描きました。だいたい満足のいく夏休みでした。この旅行で出会ってそしてお世話になったリチャード、マルコム、ミッツ、 エリック、パトリシア、メアリー(彼女は私の夏休みはバスの運転手さんの休みみたいじゃないのと、言っていました。)、聖子 (彼女はストラットフォードの観光案内所で働いている日本人でとても親切に対応してくれました。)、ジムとリリアンのカップル、ウェンディー、ペニー、ジェーン、もうひとり別のマルコム、 スー、パーディー、エリザベスそしてポール・ライリーの家族にもう一度ありがとうと伝えたいです。
ゴールデンウィークにはまた長野へのペインティングホリデーを企画実行しました。今度は17人の参加でした。いろいろ失敗もありましたが、喜んで頂けたと思っています。
この春は、親しくなった絵描きと、私と、絵にはまだ全く感心のない息子と、3人でバリに出かけました。今年再認識した事はこんな事です。そこにはいい空と海があります。老若男女、くたびれた犬、それらみんなが神様と自然の恵みの元で平和に暮らしています。バリではそんなことを感じました。この当たり前だけれど今の日本では得がたい暮らしがここを再び訪れたくさせます。絵を描くこと、地元の人と打ち解けること、ビールを飲むこと。これらが最高の楽しみです。
次の春休みも、バリ島へ行くつもりです。バリの若者と今のそして将来の世界について話し合うのが楽しみです。
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